選択行動の巨視的理論と微視的理論(<特集>選択行動研究の現在)
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概要
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選択行動を説明するために、これまで多くの理論が提唱されてきたが、これらの理論は、巨視的理論と微視的理論とに分類することができる。本論文では、選択行動に関する研究を展望し、その現状と問題点とを、巨視的理論すなわち対応理論と経済学的最大化理論、及び微視的理論すなわち微視的最大化理論と改善理論についてまとめた。次に、巨視的立場と微視的立場の関係について考察を行ない、最近、そのような関係についての新しい見方と、集成水準に関する新しい研究が出現してきたことを指摘した。
- 日本行動分析学会の論文
- 1997-06-30
著者
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