大脳皮質味覚野における化学的情報処理 : 化学伝達物質とニューロモジュレータの大脳皮質味覚ニューロンに対する働き
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概要
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大脳皮質では一般に興奮性伝達物質として興奮性アミノ酸、抑制性伝達物質としてγ-アミノ酪酸が働いているとされる。また、シナプス伝達を調節するニューロモジュレータとして、アセチルコリン、セロトニン、各種神経ペプチドなどがある。本稿では大脳皮質味覚ニューロンが興奮性アミノ酸、γ-アミノ酪酸、アセチルコリン、神経ペプチドに対して受容体をもっているか、またこれらの物質が昧応答プロフィール形成にどのように関わっているかについて述べる。
- 日本味と匂学会の論文
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