高等学校における情報教育の現状と家政系短期大学における情報教育の今後
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
東海三県高等学校普通科,家政科においてコンピュータを利用した教育は一般的にはのどのように行われ,今後どのように展開されようとしているか,先駆的研究校ではない全体像を知るために,アンケート票による調査を行った.その結果高等学校におけるコンピュータの利用の多くは非情報系女子短期大学におけるコンピュータリテラシー教育で行われている内容と同様であり,普通科,家政科ではハード,ソフトの不備等に関わる実施の困難さは共通であるが,普通科ではカリキュラム,大学入試に関わる問題をかかえ,かなりの負担感を持って一部の生徒にのみ実施されているのに対し,家政科ではほぼ全生徒を対象に実施され,肯定的に捉えられていることが明かとなった.これらの状況を踏まえ家政系短期大学における今後の情報教育はいかにあるべきかを論じる.
- 日本教育情報学会の論文
- 1993-07-27
著者
関連論文
- 短大生活文化学科における情報教育 : 中、高等学校における情報教育、企業におけるニーズを踏まえて
- 教員のオンライン化とコンピュータスキル向上について : コンピュータ活用教育推進をめざして
- 食材データベースの作成と利用システム
- コンピュータ教育に関する意識調査 : 履修の満足度と諸項目の関連性検定
- 社会問題化する理科教育 : 若者の物理離れ
- これからの情報教育を考える
- 専門教育にいかせるコンピュータリテラシー教育 : 短期大学生活文化学科における試み
- 社会人向けワープロ・パソコン講座
- マルチメディアコンピュータシステムの教育利用
- 高等学校における情報教育の現状と家政系短期大学における情報教育の今後