個別の指導計画を機能化させるための方略の検討 : 肢体不自由養護学校における自立活動を主とした教育課程での実践を通して
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概要
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肢体不自由養護学校の重複障害学級において自立活動を主とした指導を行っている生徒(Aさん)を対象として事例研究を行い、個別の指導計画を日々の教育実践において有効に活用していくための方略について検討した。Aさんの個別の指導計画に記載された指導目標を学校生活の流れの中に具体的に位置づけた目標分析表を作成し、これを日々の実践の評価にも活用した。この取り組みを通して、目標分折表の活用が教師の関わりや指導の手立てを明確にしていく上で有効な手段であることが示唆された。また、Aさんに見られた様々な変化をもとにして、自立活動を主とする指導における教師の関わりや手立てについて考察した。
- 2003-02-05
著者
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