浮上案内兼用吸引電磁石の左右運動減衰特性の検討

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概要

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吸引形磁気浮上式鉄道では浮上用電磁石が復元力も発生するので、案内用電磁石をなくし低コストを狙える。しかし、案内電磁石をなくすと左右振動、ローリングあるいはヨーイング運動の減衰力が不足する。レールを傾斜させることにより、ヨーイング運動の抑制が可能であるが、ローリングについては振動抑制の効果がない。特に急カーブを浮上走行できるように短い台車とすると案内力、減衰力ともに不足する。その対策として、電磁石とレールの鉄心を分割し、レールより電磁石の鉄心の外側面を外に少しずらし、左右運動の速度に比例した電流を浮上電流に重畳することにより減衰力を得る方法を考えた。静止形実験の結果によれば、運動減衰力はずれ量と減衰用電流に比例した。今回、振子形の振動実験装置により振動減衰特性があることを実証した。
崇城大学の論文

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