半導体ガス・センサ系による匂いの識別

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概要

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たとえ,匂いに対して少し違う応答特性をもつ多チャネルのガス・センサが用いられていても,適当なパターン認識技術により匂いが認識されることができることが法目されている。この研究において,我々は4種類の酸化スズ・ガスセンサからなる4チャネル・ガスセンサ系を構成して,匂いの種類が主成分分析を適用し,正準座標に表示することによって識別されている。始めに,識別解析によって,いくつかのアルコール類および種々の有機薬品類について良好な認識を示していることが確認されている。それから,コーヒー,紅茶,緑茶のような嗜好品について,充分に識別がおこなわれていることを見出している。しかしながら,ポプリ香料のいくつかの種類は6チャネル・ガスセンサ系を用いることにより、充分に識別されることができる。使用されているガス・センサの選択が多チャネル・ガスセンサの識別能力を改善するのに,より重要であることが明らかにされている。
大同工業大学の論文

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