チンクエチェント<16世紀>の文化におけるフォルトゥナ,理性,思慮についてI : マキャヴェリとフォルトゥナのテーマ
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概要
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マキャヴェリの生涯にわたるテーマ,彼の方法,そしてヒューマニズムとの関係が,ナポリのヒューマニスト,ポンターノと比較して述べられている。マキャヴェリのテーマであるフォルトゥナとは,現実および歴史そのものを意味する。そして,フォルトゥナとの知的格闘からマキャヴェリの方法もヒューマニズム文化との関係も規定される。内省を通した古代と現代の比較によって,マキャヴェリはヒューマニズムを徹底させ,人間本性の理解の新たな道を開いたというのが今回の翻訳部分の主旨である。
- 大同工業大学の論文
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