ウルシオールと酢酸-,硫酸-,または塩化-金属塩化合物との反応生成物
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概要
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生漆から抽出したウルシオールと鉄,鉛,マンガン,亜鉛及び銅を含む酢酸-,硫酸-,または塩化-金属塩化合物との反応を行い,ウルシオール中に取り込まれる金属量を測定した。ウルシオールと金属粉末との反応の場合より,取り込まれる金属量は酢酸鉄(III),酢酸鉛(II),酢酸亜鉛,酢酸マンガン(II),塩化銅(II)を使用した場合には,鉄で約3倍,鉛で約40倍,亜鉛で約4.9倍,マンガンで約0.9倍,銅で約0.5倍の量が取り込まれた。また,これらのなかで特に金属含量の多かった鉄や鉛のウルシオール錯体は室温で乾燥した。
- 富山大学の論文
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