焼漆塗膜の硬化過程と温度およびラッカーゼの影響
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概要
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生漆および生漆に漆の主成分ウルシオールを30〜99wt.%加えた塗液を130〜170℃で硬化した。 漆塗膜はアセトン抽出し,その抽出部を分析した。硬化条件が130℃で5時間,150℃で4時間,160 や170℃では3時間位まではアセトン抽出量が大きく減少した。また,アセトン抽出部に存在する不飽和側鎖のウルシオールは高温または時間経過とともに少なくなるが,飽和側鎖のウルシオールは残留した。
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