狂言の《語リ》考 : 狂言<鷺>・<狸腹鼓>の新作語リから
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概要
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第三十七回芸能史研究会大会(二〇〇〇年六月十一日)のテーマは「語り物と芸能」であり、私はその基調報告者の一人として「能・狂言の語リ」について報告した。その中で私が台本を執筆し、舞台化の過程にも関わった二つの事例、狂言〈鷺〉、狂言〈狸腹鼓〉の語リについて述べた。これは現代狂言における語リの特質を明らかにするとともに、現代狂言史の重要な一資料ともなるべきものである。ここではその二つの語リの創作過程からその特質を確認し、併せて〈鷺〉の関連資料を収録して置く。
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