<論文>高校生の食生活と健康に関する意識調査
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概要
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愛媛県内のH高校生徒, 120人を対象として生活と食生活に関する意識調査を実施し, 以下の結果が得られた。1)ふだん「朝食を毎日食べる」男子(全体)は61.7%, 女子(全体)では60.0%と1.7ポイント男子(全体)を下回った。2)朝食を欠食する理由で最も割合の高かった項目は, 男女ともに「起床が遅い」で男子(全体)60.9%, 女(全体)50.0%と過半数を占めた。3)昼食では「家庭で作られた弁当を食べる」が男子(全体)86.7%, 女子(全体)は95.0%と男女ともに約9割を占めた。4)間食として最も摂取割合の高かったのは, 男女ともに菓子類(スナック・チョコレート)で, 女子では間食をしない生徒は0.0%であった。5)「夕食をひとりで食べる」男子(全体)56.7%と女子(全体)18.3%との間に, また「両親と食べる」男子(全体)23.3%と女子(全体)48.3%との間にそれぞれ有意な差が認められた(P<0.001)(P<0.01)。6)「牛乳を毎日飲む」男子(全体)は28.3%, 女子(全体)では21.7%と男子を6.6ポイント下回った。7)「果物を毎日食べる」男子(全体)は11.7%, 女子(全体)ではわずか3.3%にすぎなかった。8)「授業(体育)以外で運動する」男子(全体)は56.7%, 女子(全体)では30.0%で有意な差が認められた(P<0.01)。9)「平日の睡眠時間が6時間未満」の男子は1学年25.0%, 2学年35.0%, 3学年45.0%と増加傾向を, 逆に女子では1学年30.0%, 2学年及び3学年25.0%と減少傾向を示した。10)休日の過ごし方では, 男女ともに「テレビ鑑賞」が最も多く, 男子(全体)33.3%, 女子(全体)28.3%と約3割を占めた。11)「ふだん疲れを感じている」と「いつも疲れている」を合わせると男子(全体)68.3%, 女子(全体)では58.3%と高い割合を占めた。
- 聖カタリナ大学短期大学部の論文
- 1999-03-10
聖カタリナ大学短期大学部 | 論文
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