呂赫若「月夜」論
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
從「財子壽」在一九四二年三月發行的『台灣文學』二巻二號上發表以来,呂赫若共在該雑誌上發表了六篇小説,成爲該雑誌的主力作家之一。本稿所討論的「月夜」,亦是在一九四三年一月的『台灣文學』三巻一號上所發表的作品。「月夜」是一九四二年八月『台灣時報』上所發表的「廟庭」之後的連作,主角設定爲同一人物。但與完成度相當高的「廟庭」相較之下,「月夜」的構造上出現極爲明顯缺陥,幾乎可以説是失敗作。本稿将以「月夜」與「廟庭」及其他作品相比較,討論呂赫若寫作此一連作的原因;以及即使如此,「月夜」中卻出現了破綻的縁由。再籍由這様的考察,討論關於『台灣文學』時代的呂赫若作品中,「月夜」有怎様的位置的問題。
- 横浜国立大学の論文
著者
関連論文
- 1930年代台湾文学における言語問題について : 郷土文学論争から『台湾文芸』へ
- 呂赫若の音楽活動 : 台中師範・東宝声楽隊との関係を中心として
- 台湾新文学における日本プロレタリア文学理論の受容 : 芸術大衆化から社会主義リアリズムへ
- 東京/台北 : カフェを通して見るプロレタリア文学とモダニズム
- 李魁賢詩研究初探
- 呂赫若「月夜」論
- 呂赫若「台湾の女性」をめぐる諸問題
- 日本時代の台湾文壇と大政翼賛運動に関する一考察
- 台湾人作家のアイデンティティと日本の関係について : 邱炳南を例として