完新世日本海古海洋変動の解明
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The Japan Sea is a semi-closed marginal basin, and its oceanographic conditions have been influenced by the influx of ocean water and the volume of continental run-off. Sea-level rise following the onset of the post-glacial global warming changed substantially oceanographic circulation patterns. Planktonic organisms are expected to have responded to changing seawater conditions and the organic products preserved in sediment columns have the potential to record paleoceanographic fluctuations. We studies paleontologically and geochemically the sediment cores recovered from the topographic highs to the west of the Tsugaru Straight. The coiling directions and the C-O isotopic ratios of Neogloboquadrina pachyderma infer that cool and slightly salted water has flowed into the Japan Sea through the Tsugaru Strait during Holocene time.
- 名古屋大学の論文
著者
-
中村 俊夫
名古屋大学年代測定総合研究センター
-
塚脇 真二
金沢大学工学部
-
箕浦 幸治
東北大学理学部地質学古生物学教室
-
中村 俊夫
名古屋大学アイソトープ総合センター
-
竹井 智宏
東北大学理学部地圏環境科学科
-
箕浦 幸治
東北大学理学部地圏環境科学科
-
中村 俊夫
名古屋大学
関連論文
- 大隈半島における完新世の環境変化とそれに与えた火山噴火の影響
- 五島列島,鬼岳火山群基底の海成更新統
- 恵那市上矢作町の地名「海」は天正地震の堰止め湖に由来した(第20回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成19(2007)年度報告)
- 標高5,000mに生育する植物の14C濃度について (特集 放射線を応用した分析技術)
- 昭和基地周辺湖沼の藻類堆積物から環境変化を探る試み
- プマユムツォ湖柱状堆積物中のバイオマーカーを用いたチベット高原南東部における気候・環境変動解析(第20回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成19(2007)年度報告)
- 樹木年輪中^C濃度測定による太陽活動極小期の研究(第16回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム平成15(2003)年度報告)
- 年輪中^C濃度測定によるシュぺーラー極小期の太陽活動の研究(第15回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム(平成14(2002)年度)報告)
- フィリピン共和国,ルソン島の火山活動に関する熱ルミネッセンス法と放射性炭素法による年代学的研究(第19回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成18(2006)年度報告,第2部)
- 北部九州の樫原湿原におけるボーリング・コア試料(KS0412-3)の分析結果(速報)(タンデトロン加速器質量分析計業績報告2004(平成16)年度)
- 北部九州,樫原湿原のボーリング・コアの層序と^C年代(タンデトロン加速器質量分析計業績報告2003(平成15)年度)
- 立山火山, 地獄谷湖沼堆積物の^C年代
- 石川県御経塚遺跡から出土した縄文時代後・晩期土器の年代学的研究
- 石川県御経塚遺跡における縄文時代後晩期の土器付着物の^C年代測定(第20回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成19(2007)年度報告)
- 紀元前4世紀、宮崎クスノキ材年輪中の放射性炭素濃度の測定(第19回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成18(2006)年度報告,第2部)
- 与那国島海底の第1遺構形成年代に関する調査・研究
- 東シベリア、中央ヤクーチアにおけるアラス堆積物の花粉分析学的研究(タンデトロン加速器質量分析計業績報告2002(平成14)年度)
- 由布岳火山,池代および野々草火砕流堆積物中の炭化木片の加速器^C年代
- 沖縄トラフ及び琉球前弧海域における有機炭素沈積量と底生有孔虫の応答
- ロシア・バイカル湖から採取された湖底柱状堆積物(Ver98-1 St.5 Core)の放射性炭素年代測定(第18回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成17(2005)年度報告)
- 100 跡津川断層東端部に分布する"真川湖成層"の形成年代について
- 雲仙周辺における土壌CO_2を利用した火山活動の影響範囲の推定に関する研究
- ^C年代測定の国際比較研究FIRIの結果について
- 琵琶湖南岸地域のヒノキ年輪データによる気候変動再現の試み
- 名古屋大学タンデトロン2号機による^C濃度既知の標準試料(IAEA C1-C8)の測定 : 測定精度と正確度の検定
- 冬季の都市森林における人為起源・生物起源二酸化炭素の寄与の評価
- 琵琶湖南岸地域のヒノキ年輪の安定炭素同位体比変動と気候要素との相関分析
- 南極湖沼底の"コケ坊主" : ^C年代測定による成長解析と定着年代の推定
- 名古屋大学タンデトロン1号機の共同利用実績と現状
- O-171 東伊豆単成火山群,カワゴ平テフラの^Cクロノロジー
- ^C anatomy of algae in inland ponds and lakes, Antarctica
- 中国山地東部の大沼湿原堆積物に挟まれるテフラの対比と推定噴出年代(第18回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成17(2005)年度報告)
- A17 由布岳火山, 池代火砕流および野々草火砕流の ^C 年代
- 北海道駒ヶ岳火山, Ko-fテフラの加速器^C年代
- 興津川河川水中の溶存腐植物質の起源および構造特性(タンデトロン加速器質量分析計業績報告2004(平成16)年度)
- ^C年代測定法による土壌中における腐植化の進行にかかる年数評価(タンデトロン加速器質量分析計業績報告2003(平成15)年度)
- 総合討論 : 考古学おける編年と年代
- 関東平野中央部の高Cl^-濃度地下水に関する同位体的研究(第19回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成18(2006)年度報告,第2部)
- 雲仙地溝東城におけるマグマ性二酸化炭素の寄与について : 土壌ガスと地下水による調査(第17回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム平成16(2004)年度報告)
- 雲仙地溝東城におけるマグマ性二酸化炭素の寄与について : 土壌ガスと地下水による調査(第17回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム平成16(2004)年度報告)
- 完新世日本海古海洋変動の解明
- 試錐ならびに^C年代よりみたアンコール遺跡東バライ貯水池跡の表層地下構造
- ^C年代からみたトンレサップ湖北部湖底における過去約6,000年間の堆積速度
- 91. 九州北西部の橘湾における音波探査とピストンコアリングによる海底活断層活動履歴の復元
- 名古屋大学年代測定資料研究センター・MAT-252における窒素安定同位体比測定について
- 鹿児島県喜界島陸産貝類の^C濃度異常について
- 南極地域における淡水棲藻類の放射性炭素濃度
- 名古屋市東部における大気の二酸化炭素の濃度と同位体比の変化
- 中世・古代鉄器の年代測定
- 樹木年輪を利用した最終氷期以後の大気二酸化炭素の炭素安定同位体組成の移り変わりとグローバルバイオマスの推定
- 白頭山火山の10世紀における巨大噴火の高精度AMS^C年代測定(第15回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム(平成14(2002)年度)報告)
- 九重火山,飯田火砕流堆積物の加速器^C年代
- 九重火山の飯田火砕流堆積物に関連する試料の加速器^C年代
- B43 九重火山の飯田火砕流堆積物に関する試料の加速器 ^C 年代
- 兵庫県北部, 大沼湿原における5万年前以降の古環境変遷史
- ルーマニア,Ciomadul火山の最終噴火の軽石質火砕流中の炭化木片の^C年代
- 関東平野中央部における被圧地下水の^C濃度分布 : 地質構造との関連性について(タンデトロン加速器質量分析計業績報告平成19(2007)年度)
- A21 箱根火山大涌谷テフラ群の噴出年代 : 神津島天上山テフラの層位と^C年代
- 大気中メタンの^C 同位体比測定のための試料調製
- 房総半島,夷隅川下流の3万年前に形成された海成段丘の^C年代とその意義
- ルーマニア Ciomadul火山の地形と最終噴火
- 湖底藻類堆積物のAMS ^C年代からみた昭和基地周辺の環境変遷
- 試料燃焼-二酸化炭素精製における炭素同位体比分別 : 封管法と元素分析計による試料調製の違い(第20回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成19(2007)年度報告)
- フィリピン共和国,ルソン島南部のイロシン火砕流堆積物から採取した炭化木片の加速器^C年代
- O-251 日本最古の縄文時代湿地性遺跡の埋積プロセスと筑紫平野の成因(27.第四紀地質,口頭およびポスター発表,一般講演)
- 名古屋大学タンデトロン2号機の現状と利用(2007年)(第20回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成19(2007)年度報告)
- 名古屋大学タンデトロン2号機の現状と利用(2006年)(第19回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成18(2006)年度報告,第2部)
- 伝説と,遺跡と文書とC14 : 村松白根遺跡出土遺物の^C年代測定(第19回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成18(2006)年度報告,第2部)
- 名古屋大学タンデトロン2号機の現状と利用(第18回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成17(2005)年度報告)
- 加速器質量分析法による春日切・三輪切の^C年代測定(第18回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成17(2005)年度報告)
- 名古屋大学タンデトロン2号機の現状と利用(第17回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム平成16(2004)年度報告)
- 弥生・古墳時代の土器に付着した炭化物のAMS^C年代測定 : 愛知・石川県の遺跡から出土した土器について(第17回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム平成16(2004)年度報告)
- 擦文時代の遺跡から出土した遺物の^C年代測定 : 旭川市の擦文遺跡から出土した土器の付着炭化物を中心に(第17回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム平成16(2004)年度報告)
- 加速器質量分析法による和紙資料の^C年代測定 : 名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計1号機と同2号機の測定結果の比較(タンデトロン加速器質量分析計業績報告2004(平成16)年度)
- 尾張地域の弥生時代・古墳時代の土器に付着した炭化物の放射性炭素年代(第16回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム平成15(2003)年度報告)
- 鉄製遺物の^C年代測定法のための基礎研究(第16回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム平成15(2003)年度報告)
- 標高5,000mに生育する植物の^C濃度について
- 珪藻分析に基づく南西オホーツク海の完新世古海洋環境復元
- 底生有孔虫から推定される過去 2 万年間の親潮域における海洋環境
- オホーツク海南西部における完新世の古環境 : 珪藻化石分析から
- 噴火湾コア(ST.30)の堆積年代とその意義
- 日本海隠岐堆コアの加速器質量分析(AMS)法による^C年代
- 四国沖ピストンコア試料を用いたAT火山灰噴出年代の再検討:タンデトロン加速器質量分析計による浮遊性有孔虫の^C年代
- 炭素14年代法による新潟県青田遺跡の年代研究(第19回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成18(2006)年度報告,第2部)
- P22 韓国鬱陵島U-4,U-3,U-2テフラと鬱陵隠岐テフラの対比と^C年代(ポスターセッション,日本火山学会2006年秋季大会)
- 標高5000mのチベット高原に生育する植物は低地の植物より^C濃度が高いのか?(第20回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成19(2007)年度報告)
- 古人骨の同一個体内における部位の違いによるC/N比、δ^C値、δ^N値、^C年代の相違(第20回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成19(2007)年度報告)
- 名古屋大学古川記念館耐震工事に伴う振動発生のモニタリングについて(予報)(タンデトロン加速器質量分析計業績報告平成19(2007)年度)
- 古人骨の同一個体内における骨部位の違いによるC/N比、δ^C値、δ^N値の相違(第19回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成18(2006)年度報告,POSTER SESSION)
- 鎌倉由比ヶ浜埋葬人骨および獣骨の地球化学的研究(第19回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成18(2006)年度報告,第2部)
- 東シベリアマンモス臼歯化石のアミノ酸のラセミ化と^C年代(第16回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム平成15(2003)年度報告)
- 最近落下した隕石ならびに南極やまと隕石の^C濃度測定(第15回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム(平成14(2002)年度)報告)
- 最近1万年間の高分解能なテフラ層序学・年代学--現状と展望 (南の縄文・地域文化論考--新東晃一代表還暦記念論文集(下巻))
- シベリア・チベット地域の湖沼から採取した湖底柱状堆積物の放射性炭素年代測定-2 : PY104, PY409コア試料(チベット・プマユムツォ湖)の年代決定(第20回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成19(2007)年度報告)
- ^C年代測定による石川県真脇遺跡出土環状木柱列の年代決定(第20回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成19(2007)年度報告)
- プレ・シュペーラー極小期における樹木年輪中^C濃度測定(第20回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成19(2007)年度報告)
- 大分県大分市横尾貝塚遺跡出土人骨の^C年代測定(第20回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成19(2007)年度報告)
- 琉球列島における脊椎動物化石包含層の^C年代(第20回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成19(2007)年度報告)
- 石英中のC-14の抽出法の検討(第20回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成19(2007)年度報告)
- 平成19(2007)年度シンポジウム開催の趣旨および経過(第20回名古屋大学年代測定総合研究センターシンポジウム平成19(2007)年度報告)