ローズグラスの収量に及ぼす三要素増肥の影響(畜産学科)
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概要
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沖縄の泥灰岩土壌でローズグラスに対する三要素増施が牧草の収量と季節的な生産性に及ぼす影響について1966年から1968年の3ケ年にわたって調査した。その結果は次のようである。1.1アール当り窒素を2.5kgから5.0kgの施肥に対して燐酸と加里の効果は認められなかった。2.三要素増施の効果は窒素の効果が大きかった。窒素増施の効果は生育の低調な冬より生育の早い3月∿11月の施肥効果が大きかった。しかし, 11月頃の窒素追肥は冬の収量を増加するのに極めて効果的であった。3.ローズグラスは旱ばつに対する抵抗性はかなり強く, 夏季の旱ばつ時でも比較的良好な収量を示した。4.7月の降雨量の少ない時期の加里の増施は収量を低下させる傾向を示した。
- 琉球大学の論文
- 1969-10-01
著者
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