降雨インテーク・レートの 2・3 の特性について (1) (農業工学科)

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概要

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1.この研究は降雨インテーク・レートの2・3の特性を明らかにする目的で行ったものである。2.供試土壌は石灰岩土壌(島尻マーヂ)の2mmフルイ通過試料を用いた。3.降雨は人工降雨装置で発生させた。4.降雨強度が大きくなるにつれて, タン水開始時間は短くなる。降雨強度とタン水開始時間の関係はt=a(R-α)^<-b>+βで近似できる。ここで, tはタン水開始時間(min), Rは降雨強度(mm/hr)a, b, α, β, は定数。5.雨滴は土壌表面の団粒構造を破壊して, 士粒子の移動による目詰まりを起させ, 土壌表面を緊密化する。それに伴って, 降雨インテーク・レートは低下する。6.降雨インテーク・レートは降雨強度の増加と共に大きくなる。
琉球大学の論文
1979-12-11

著者

吉永安俊
琉球大学農学部

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