(Bi, Pb)_2Sr_2Ca_2Cu_3Ox 超伝導体の作製と配向化
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概要
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(Bi)_2(Sr)_2(Ca)_2(Cu)_3Ox超伝導体は経時変化や結晶間の弱結合の問題が少ないため。長尺の超伝導線材として開発が進められているが, 高臨界電流密度を得るためには結晶を配向させる必要がある。本研究は(Bi)_2(Sr)_2(Ca)_2(Cu)_3Oxの単相化と配向化を目的として, バルク試料を焼結法により大気中で作製した。本焼結条件として焼結温度と時間を変化させると共に, 試料と銀箔との配置を変えて, Bi-2223相の生成と配向化について検討を行った。試料の超伝導特性は, 交流磁化率法と四端子抵抗法を用いて評価した。本焼結時に銀箔で包んだ試料は部分溶融温度が低下し, 部分溶融状態から徐冷を行うことにより, Bi-2223相の体積率が最も高くなり, 配向性を示す結果が得られた。
- 山口大学の論文
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