アニュラ型ニューテーションダンパの地上実験
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概要
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アニュラ型ニューテーションダンパの減衰特性を,3自由度球形エアベリング試験台を用いて測定した.直径254mm,水銀封入量120g程度のダンパを,重量約50kg,マスレシオ1.35の衛星モデルに取付けた場合,スピン速度約2rpsのとき,初期ニューテーション角約5度のニューテーションは,約10秒程度で減衰することが確認された.空気抵抗のニューテーション減衰効果を,ダンパ無作動時の測定結果を用いて近似的に補正すれば,減衰に関する理論値と実験結果は比較的よく一致することが明らかになった.
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