窒素分子と低エネルギー電子の衝突断面積
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概要
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100ev以下の電子とN_2分子の衝突によって起るすべての主要過程について有効断面積を推定した.まず電離については実測値があるが,二次電子分布がわかっていないので光による電離の実測値を利用して推定した.励起のいくつかについては,Lassettre等が求めた一般化された振動子強度を利用し,Born近似で計算した.振動励起にはSchulzの実験,回転遷移にはGeltman-Takayanagiの計算,弾性散乱にはPhelps等の実験の結果を利用し,これらについて阻止断面積を計算した.なお今後さらに研究する必要のある問題を指摘している.
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