温度変動下での数種野菜類の呼吸強度の変化
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概要
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ホウレンソウ,アスパラガス,エンドウ(サヤ用種),イチゴ及びシイタケを用い,1℃と11℃の間を3段階の品温変化速度で,上昇及び下降各1回ずつ変動させ,その間の呼吸強度の変化を測定した. 昇温時の呼吸強度は,昇温前半ではゆるやかに,後半になって速やかに上昇する傾向が認められ,とくに品温の変化速度が早い場合,イチゴを除き品温が5℃前後上昇するまでの呼吸強度の増加は小さかった. アスパラガスでは,品温が上限温度に達した後も呼吸強度の増加が続き,同様の傾向が品温変化が速い場合のホウレンソウ,エンドウ(サヤ用種)及びシイタケでもみられた. 降温時の呼吸強度は,ホウレンソウを除きすべてほぼ直線的に減少した。
- 岡山大学の論文
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