<原著>健常者および消化器癌患者におけるヒト末梢血単核球のinterferon-γ産生能についての検討
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概要
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The production of interferon-γ (IFN-γ) by human peripheral mononuclear cells (PMC) was examined in patients with cancer and healthy controls to clarify the mechanism of immune dysfunction occasionally observed in patients with cancer. PMC were isolated from the peripheral blood and cultured in RPMI-1640 medium supplemented with 10% fetal calf serum for 7 days at 37℃ in the presence of PHA ( 1.7μg/ml). IFN-γ secreted in the supernatants of cultures was measured by radioimmunoassay. In experiments using PMC from healthy subjects, IFN-γ was detectable at as early as 24 hours of incubation and increased gradually to 97.3±18.1U/ml (mean±SD) at 72 hours. In contrast, the production of IFN-γ in patients with cancer in the digestive tract was significantly decreased, being 47.2±35.9U/ml at 72 hours, compared to healthy controls (p<0.01). The production of IFN-γ in PMC obtained from patients with cancer decreased in parallel with the clinicopathological severity of the disorders. In addition, both surgical and radiation treatments weakened the production of IFN-γ by PMC in patients with cancer. These findings suggest that the serial measurement of IFN-γ is a useful tool to estimate the immunological status of patients with cancer.
- 近畿大学の論文
- 1989-12-25
著者
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