<原著論文>脱渋方法の違いがカキ'紋平'果実の脱渋・品質に及ぼす影響
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概要
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カキ'紋平'果実を用いて異なる脱渋処理が脱渋及び品質に及ぼす影響について調査・検討した。炭酸ガス→エタノール併用処理及び炭酸ガス→エチレン併用処理は,炭酸ガス及びエタノールのそれぞれ単用処理に比べ,渋味の消失並びに果肉の軟化が速く進行し,処理後短期間で適食状態に達した。したがって'紋平'に対して,併用処理は単用処理に比べてより有効な脱渋法であると考えられた。全糖含量はいずれの処理とも処理後ほとんど変化を示さなかったが,ショ糖が徐々に減少してブドウ糖及び果糖が増加した。
- 石川県農業短期大学の論文
- 1999-12-27
著者
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