<研究報告>ウシ血清アルブミンの尿素変性におよぼすドデシル硫酸ナトリウムの影響
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概要
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ウシ血清アルブミン(I)の尿素変性におよぼすドデシル硫酸ナトリウム(II)の変性抑制効果をII/ Iの結合比を変えて調べた.II/Iが4までの結合が変性抑制に効果的な役割を果しており,結合比8でほぼ完全にIの尿素による変性を抑制することを見出した.また尿素変性による後続反応が進行中のIにIIを加えることにより,反応を停止することができ,このときIIはIの単量体に強く結合するものと推定した. IIのIに対する12個の結合に,3つの不均一な結合の組が存在すると推定した.
- 愛知工業大学の論文
- 1974-03-30
著者
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