<研究報告>ウシ血清アルブミンのpH-溶解度曲線におよぼすドデシル硫酸ナトリウムと尿素の影響
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概要
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ウシ血清アルブミンの3M KCl中でのpH-溶解度をドデシル硫酸ナトリウムおよび尿素の存在で調べ,血清アルブミンのN-F異性化におよぼすこれらの物質の影響を再検討した.pH-溶解度曲線はドデシル硫酸ナトリウムの存在でモル混合比4までは酸性側にシフトしたが,4を越えると急に効果が無くなった.1〜4Mの尿素の存在でpH-括解度曲線は大きく高いpH側にシフトした.平衡の水素イオン依存性は尿素の無いとき12次,尿素の存在で5次であった.
- 愛知工業大学の論文
- 1974-03-30
著者
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