観光学における史的一考察
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概要
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観光事象を遠心的性格,すなわち多種分野に相乗,関与,双方向的な部面で構成されているとすれば,その科学的な各分野は求心的性格を有しており,学際性を内在させているものとの解釈が成り立つ。観光事象が社会性を有し,多様化,拡大化する中で,産業としての経済的位置づけが確立してくる。観光の科学性は,これらを背景にして発達する。観光学が経済を主流にし発達してきたのはこのためである。観光学へのアプローチは,観光事象をどの分野で捉えていくか,によって学際での岐点が明確になるのは周知の如くである。本論は,観光学発達史を視点とし,今後の観光学の構築において,この基本的概念の再認に資することを背景とした。そのために,経済を主軸とした観光研究であることから経済的側面に重きを置き,史的考察を試みたものである。
- 長崎国際大学の論文
- 2002-01-31
長崎国際大学 | 論文
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