書道 I における漢字仮名交じりの書の制作のあり方をめぐって : 線質を中心に
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概要
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完成した作品のみが評価される書家の制作と, 公教育での制作を混同してはならない。本稿は, 新学習指導要領書道Iで必修となる漢字仮名交じりの書の取り扱いに関するものである。漢字仮名交じりの書には依拠する文字資料がなく, 文字資料を依りどころに作品制作を行う書道においては異色の存在である。初めて書道作品の制作に取り組む高等学校1年にあって, 漢字仮名交じりの書の制作をどのように扱っていくべきか, これまでの実践の反省を踏まえ, 「線質」の違いに着目して展開した一例を報告する。
- 広島大学の論文
- 2000-03-31
著者
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