母性看護学実習における学習効果の検討 : 分娩見学レポートの分析
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概要
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学生の母性看護学実習における学習効果を検討することは,今後の母性看護学の教育のあり方・教員の指導のあり方についての示唆を得る上で重要であると考え,本学の母性看護学実習において分娩を見学した学生を対象に,質問紙による調査を実施した。それにより得られた結論を以下に示す。1.「分娩見学」をすることによって,分娩前の妊娠経過と分娩後の産褥経過(新生児含む)を有機的に結びつけることができ,「母性看護学実習」の成果がより大きくなる。2.産婦の看護,特に産痛緩和の援助を通して,産婦と一体になるような母性実習体験をすることで対象の理解も深まり,学習効果が拡大する。3.学生は「母児対面」の場に居合わせることで学生自身の母性意識を高める。
- 2001-03-31
著者
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