農山村における相互依存関係とその変化
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概要
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明治期から現在にかけて,農山村社会は大きく変化している。これまで,村落共同体に存在していた相互扶助や,家族がもっていた,生産,消費,生活保障,教育,娯楽,信仰,文化伝達といった機能は縮小し,その代替えとして,社会的諸制度が補完している。だが,高齢社会にあるいま,社会的諸制度だけでなく,地域と家族における共助・自助は,もっとも基本的支援体制であり,この基盤づくりが求められている。そのための前提として,本稿では,これまで農山村において,どのような相互依存関係があったのか,また,どのように変化したのか,その過程を明らかにしていく。
- 日本赤十字秋田短期大学の論文
- 2000-03-31
著者
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