<論稿>地域・地球事情の啓蒙家 満川龜太郎の時代認識 : 主に東洋協会・拓殖大学の定期刊行物から
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概要
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The article discusses the ideas of Mitsukawa Kametaro (1888-1936), Takushoku University professor, the founder of the Rosokai and Yuzonsha, a pan-Asianist, and a prolific journalist, as reflected in his writings for Takushoku University-related publications. The article in turn discusses Mitsukawa's period consciousness, the shifts in the international situation and problems of Western colonialism, the political and social situation in Asia and her prospective revival as an independent entity, etc. The article also discusses in detail Mitsukawa's writings on China and the Chinese political question relating to the emergence of the Chinese Communist Party and recounts his views on Japan's position in Asia and her mission. In conclusion, the article discusses Mitsukawa's connection to Count Goto Shinpei and comments upon Takushoku University's raisons d'etre as reflected in Mitsukawa's work.
- 拓殖大学の論文
- 2001-10-20
著者
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