脳血管障害の外来患者のHRQOLとその影響因子 : SF-36を用いて測定した13名の結果報告
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概要
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脳血管障害患者への看護介入にはHRQOLの評価は重要であると考え,脳血管障害の外来患者のHRQOLを測定し,その患者のQOLへの影響因子を分析することを目的に調査を行った。対象は公立病院の年齢20歳以上の脳血管障害の外来患者で,HRQOL尺度はSF-36日本語版を用いて測定した。今回の調査対象は13名と少数であり,脳血管障害の外来患者の平均的なHRQOLの評価をするには危険があるが,HRQOLの悪化因子としては疼痛の存在や復職できないことが主であるとわかった。また,発症後目だった後遺障害がなく,就業もしていて,再発せず長期経過しているとHRQOLは比較的良好であるが,運動麻痺がありADLが完全に自立できないまま経過しているとHRQOLが悪いこともわかった。
- 神戸市看護大学短期大学部の論文
- 2000-03-03
著者
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