韓国における冬季気候区分とその気候学的特徴

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概要

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韓国における冬季気候区分を降水量と降雪量を使って行った。まず、主な特徴を判断するためにクラスター分析を試みた結果、降水・降雪それぞれ6地域に区分することができた。そしてクラスター分析の結果と日降水・降雪量の分布図を比較・検討しながら気候区分を行った結果、降水による区分は6地域、降雪による気候区分は5地域に区分できることが判明した。この新しく区分された気候区分は、EOF解析でもほぼ同じような結果が得られた。また、区分された6地域はそれぞれ卓越する気圧配置のもとで特徴付けられることが、降水と降雪のあった日の上位に関する合成天気図とNCEP／NCAR再解析データの合成天気図を用いた解析で明らかになった。さらに、冬季の韓国は、三方囲まれている海が降水・降雪に大きな役割を果たしており、地形と密接に関係していることがわかった。
養賢堂の論文
2006-06-10

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