非侵襲計測のための皮膚成分抽出法の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
We have focused on skin as an information source of the cholesterol level from a living body. In this study, skin components were extracted by placing a palm in contact with an organic solvent. The resulting solution was analyzed by using high-performance liquid chromatography. Some important parameters, such as the extracting time, area and solvent, in extracting skin components were investigated. Cholesterol, cholesterol oxide and suqualene were extracted from skin by using ethanol as an extracting solvent. The concentration of skin cholesterol was higher along with an increase in the extracting time, and because saturated after 60 s. A plastic cup (diameter ; 4.2 cm ; extract area : 12.8 cm2) was appropriate for extracting skin cholesterol to discriminate individual difference and easiness in handling. The concentration of skin cholesterol correlated with the amount of blood cholesterol measured by a medical institution, which suggests that this method has potential usefulness for non-invasive cholesterol measurements.
- 2010-03-05
著者
-
太田 至
大阪府立大学産学官連携機構先端科学イノベーションセンター
-
白井 秀治
大阪府立大学産学官連携機構先端科学イノベーションセンター
-
椎木 弘
大阪府立大学産学官連携機構先端科学イノベーションセンター
-
長岡 勉
大阪府立大学産学官連携機構先端科学イノベーションセンター
-
長岡 勉
大阪府立大学産学官連携機構
-
椎木 弘
大阪府立大学
-
長岡 勉
大阪府立大学
関連論文
- 非侵襲計測のための皮膚成分抽出法の検討
- 自己組織化単分子膜による高感度非侵襲型コレステロールセンサの開発
- 分子鋳型を持つ過酸化ポリピロールを用いたATPのセンシング
- 金ナノ粒子を用いた新規めっきによる導電性ビーズの作製 (MEMS 2006 第16回マイクロエレクトロニクスシンポジウム論文集)
- 分子鋳型を持つ過酸化ポリピロール膜による異性体認識
- 導電性高分子/DNA複合膜によるDNAセンサの開発
- 分子鋳型過酸化ポリピロール膜による人血清中の総胆汁酸計測
- ナノ粒子めっき法による導電性ビーズの作製
- ナノ粒子を用いたフレキシブルパターンの作製と電気的特性評価
- ナノマッシュルームの作製と電気的特性評価
- 分子鋳型過酸化ポリピロールATPセンサ
- 金ナノ粒子/ポリアニリン複合体の成長過程と電気化学的特性
- 金ナノ粒子-DNA-金ナノ粒子繰り返し構造のハイブリダイゼーションによる電気抵抗変化
- 過酸化ポリピロール分子鋳型センサによるATPの高感度定量
- 金ナノ粒子からなるオープンブリッジ構造を用いたDNAセンシング
- ナノラズベリーの作製とその特性評価
- 金ナノ粒子を利用する増感化学センサー技術(分析化学総説)
- 金ナノ粒子を標識として用いる電気的DNA検出法の開発(生命科学と分析化学)
- 金ナノ粒子を用いた導電性ビーズの作製とその電気的特性
- 金属ナノ粒子を用いたフレキシブルパターン電極の作製および電気化学的特性の評価
- BIO R&D コレステロールの簡単検出
- 分子鋳型ステロールセンサの開発と非侵襲計測
- ナノギャップ電極の創製とバイオセンサへの応用
- 自己組織化単分子膜修飾電極を用いるドーパミンの選択的定量と共存タンパクの影響
- 分子鋳型を利用した皮膚コレステロール計測法の開発
- Analytical Sciences の現状と課題
- 電気を利用する金属ナノ粒子センサー
- 「臨機応変」はいい? わるい?
- 溶媒蒸発により伴われるDNAのナノファイバ形成
- コレステロールの分子鋳型を有する自己集合単分子膜の電気化学的特性
- 金微粒子膜を用いた新しいDNAセンサの開発
- 金微粒子を用いたナノギャップ電極の作製とその特性
- 分子鋳型センサの作製と実用化への検討
- 金ナノ粒子を使った簡易めっきのエレクトロニクス, バイオ分析への応用
- 金ナノ粒子の分析化学的発展
- 金属ナノ粒子を用いた電気化学的DNA検出
- 導電性ポリマーを用いる分子認識法の開発
- 金ナノ粒子を利用したナノ空間の創製と応用
- 溶媒蒸発により生じるDNAの自己集合を用いて構築される金ナノ粒子アレイの偏光特性
- The Second Regional Electrochemistry Meeting of South East Asia (REMSEA2010) に参加して
- ナノの豊かさ
- 次世代DNAチップ : 脱蛍光標識(バイオミディア2003)
- 分子鋳型技術を用いるコレステロールセンサの開発と実用化
- 金ナノ粒子・アニリンオリゴマーハイブリッドの電気化学特性評価
- 導電性マイクロビーズの交流インピーダンス測定による特性評価
- 導電性磁気ビーズを用いた高感度電気化学測定法の開発
- 金属ナノ粒子を用いたバイオセンシング
- 3.金ナノ粒子2次元構造体の作製と電気的センシングへの応用