北海道東部地域におけるホルスタイン種乳タンパク質の乳生産に対する遺伝子型効果
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概要
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北海道東部におけるホルスタイン種乳牛の乳中タンパク質をPAGE法電気泳動により遺伝子型判定した.1986年10月から1997年7月までに分娩した延べ6,620記録の産乳成績をアニマルモデルREML法を用いて分析した.βラクトグロブリン(βLg)のAA型はAB型に比べて,乳量および乳タンパク質量において各々32kgおよび1.2kgの差がみられた.αs1CNのCC型はBB型に比較し,乳量,脂肪量およびタンパク質量で各々-69kg,3.1kgおよび-1.2kgの差を示した.しかし,κCNおよびβCNにおいては明確な関連性は認められなかった.
- 2003-02-25
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