乾式比重分離装置の分離効率に及ぼす物体投入高さの影響

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
固気流動層内での物体の浮沈挙動を利用した乾式比重分離の高効率化を目的として半連続式の分離装置の作製を新規に行った．本装置はパイロットスケールの大きさを有し，分離対象物体の投入高さを変化させられるという特徴を持つ．本装置を用いて物体投入高さが分離効率に及ぼす影響を検討した．流動化粒子には最小流動化速度が3.5 cm/sの砂を用いた．分離対象物はモデル廃プラスチックとし，その塩素非含有プラスチックと塩素含有プラスチックの分離を試みた．その結果，物体投入高さが層中間部の場合に分離時間が短縮でき，分離効率も向上することが明らかとなった．また，分離対象物の初期投入量が分離効率に及ぼす影響も合わせて検討した．
2009-07-20

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク