民生用コージェネレーション普及による需給両面におけるCO_2排出変化の分析
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概要
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This paper presents a quantitative evaluation of CO2 emission from grid power systems and heat source systems including CHP (combined heat and power) in residential and commercial buildings in Japan. We estimated changes in CO2 emission from the utility grid and from CHP using an optimal generation planning model. Through quantitative simulation runs, the authors obtained the following results. First, introduction of CHP at a certain degree brings an increase of CO2 emission until 2020 regardless of the pace of nuclear power development. Second, because CHP will defer highly-efficient AGCC (advanced gas combined cycle generation) due to suppressed demand growth of utilities in the daytime when most of commercial CHP systems operate. CHP can reduce CO2 emission only if generating efficiency of CHP will be improved up to 50% or higher.
- 社団法人 電気学会の論文
- 2007-09-01
著者
-
浅野 浩志
東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻
-
高橋 雅仁
財団法人電力中央研究所 社会経済研究所
-
高橋 雅仁
(財)電力中央研究所 経済社会研究所
-
高橋 雅仁
電力中央研究所
-
西尾 健一郎
(財)電力中央研究所 社会経済研究所
-
高橋 雅仁
電力中研
-
西尾 健一郎
電力中央研究所:社会経済研究所
-
浅野 浩志
東京大学大学院 工学系研究科
-
浅野 浩志
電力中央研 社会経済研
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