Edwardsiella tarda の37kDa主要外膜タンパク質の抗原性状と感染防御における役割
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
E.tarda EF-1 株の37 kDa 主要外膜タンパク質は糖タンパク質で, 耐熱高原性を示した。ウナギ抗血清を用いた交差凝集および交差吸収凝集反応の結果, 本抗原中には O 血清型が異なる株との間で共通な部分と特異的な部分が認められた。本抗原で免疫したウナギは同一株の実験的感染に対して抵抗性を示し, さらに, 異なる血清型株の抗原で免疫した場合にも交差感染防御性が認められた。したがって, 本抗原は感染防御抗原の一つであり, 異なる血清型の株に共通して存在すると考えられる。
- 日本魚病学会の論文
- 1999-06-15
著者
-
川合 研児
Department of Aquaculture, Kochi University
-
川合 研児
Department Of Aquaculture Kochi University
-
〓 小林
Department of Aquaculture, Faculty of Agriculture, Kochi University
-
〓 小林
Department Of Aquaculture Faculty Of Agriculture Kochi University
関連論文
- ヒラメ滑走細菌症の浸漬法による実験感染条件について
- Marine Birnavirus のアユに対する病原性
- 日本における海産養殖魚の細菌病
- シンポジウム「魚病研究の現状と展望」
- カンパチの類結節症進行における鰓の重要性
- カンパチの類結節症進行における鰓の重要性
- シンポジウム「魚病研究の現状と展望」
- Edwardsiella tarda の37kDa主要外膜タンパク質の抗原性状と感染防御における役割
- Edwardsiella tarda 主要外膜タンパク質の分離と性状
- 類結節症原因菌のブリへの付着と感染経路
- ヒラメ滑走細菌症の浸漬法による実験感染条件について