二酸化チタン光触媒を用いたハロカーボンの分解反応
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
使用済みハロカーボンの無害化処理のため,TiO2および殺菌灯を用いて,光触媒分解反応実験を行った.化学物質の置換基の違いによる分解速度の解析のため,対象とする化学物質は,構造が同じで置換基が異なるHCFC-22,四塩化炭素,メタンを用いた.それぞれの物質の分解反応速度解析をおこなった.主な結果として,分解率はHCFC-22が最も大きく,次いでメタン,CCl4の順であった.光触媒反応の反応次数は本実験条件範囲では一次であった.総括的反応速度定数から求めた活性化エネルギーはそれぞれHCFC-22が13.7 kJ·mol−1,CCl4が66.1 kJ·mol−1,メタンが16.6 kJ·mol−1であった.
- 社団法人 化学工学会の論文
- 2006-05-20
著者
関連論文
- 統計資料を用いた生活排水処理に伴うLCI分析
- 電圧パルスによって誘発されたAu(111)表面上での局所的な原子拡散
- Ni探針によって増大されたAu(111)表面上の局所的な原子拡散のSTM観察
- N_2またはO_2雰囲気におけるSF_6ガス熱分解反応特性および添加物としてのH_2Oの影響
- 管型反応器を用いたSF_6ガス熱分解反応特性
- まぐろ消費に伴う大気汚染物質LCI
- 9-7.魚のLCI調査((2)LCA1,Session 9 エネルギー評価・経済)
- 白色度の違いを考慮した古紙パルプ系情報用紙のLCI分析
- 廃プラスチック再資源化処理のLCA - 名古屋市におけるPSPトレイのケーススタディ -
- 7-3-2 大型フロン分解装置によるHCFC-22の無害化処理およびフッ素の再資源化(7-3 リサイクル,Session 7 環境対策・リサイクル,研究発表)
- 3D1130 ポリノルボルネンを用いた揮発性有機汚染物質の吸着除去
- 石炭ブリケットによる自動脱硫と環境汚染の抑制効果
- 8-5.中国における受電端基準電力のライフサイクルインベントリ(Session 8 エネルギー評価・経済)
- 二酸化チタン光触媒を用いたハロカーボンの分解反応
- フロン類の燃焼分解処理
- 石炭バイオブリケットの燃焼特性と硫黄固定効果に関する研究
- 中国重慶試作バイオブリケットに関する燃焼特性実験II
- 透光性ナノ構造γ-Al_2O_3の熱処理による光学特性変化
- 透光性ナノ構造γ-Al_2O_3の光学特性及び粒径依存性
- 常圧熱CVDによるAlN/TiN複合系成膜反応機構の解析
- 常圧熱CVDによるAlN膜合成における配向性の制御
- Micro-Trench法によるAPCVDにおける表面反応速度定数の測定
- パルプ黒液を添加したバイオコールブリケットによる自動脱硝挙動
- バイオブリケットの燃焼速度に及ぼす炭種・成型条件の影響
- バイオブリケットの基礎燃焼特性
- 高圧成形バイオブリケット燃焼の研究
- 発展途上国に適した硫安生産型乾式脱硫プロセスの研究
- LCA研究の現状と新世代への期待
- 2F1130 ピロー形状のバイオブリケット燃焼速度の解析
- 常圧熱CVDによるAlN膜合成における配向性の制御
- Micro-Trench法によるAPCVDにおける表面反応速度定数の測定