保存前白血球除去と病原体不活化
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概要
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保存前白血球除去は輸血による発熱反応・同種免疫・サイトメガロウイルス感染などを少なくする有効なてだてであり,近日中にすべての血小板製剤に対して導入がはかられる予定である.病原体不活化技術は,ウイルスや細菌の輸血感染症に関する血液製剤の安全性を高める最終的な手段であるが,多くは核酸を修飾する物質を用いるものであるので,その安全性には十分配慮しつつ導入を検討していかなければならない.
- 社団法人 日本内科学会の論文
- 2004-07-10
著者
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