免疫賦活剤等の有効性検証試験
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概要
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養殖現場では深刻な魚病被害をもたらす感染症が蔓延している。しかし、内水面養殖魚に使用が承認されている治療薬は非常に少なく、各種疾病のワクチンについても産業規模が小さいことから開発の可能性は低い。そのため、生産者からは新たな疾病対策が求められている。一方で、消費者からは安全・安心な養殖魚生産が求められている。今後は、総合的な水産用医薬品の使用量低減を目指す必要がある。本研究では、コスト面や安全性が評価され従来から利用されている飼料添加物等の中から、免疫賦活剤でもあるアスコルビン酸を選び、サケ科魚類へ本剤を大量投与することによる魚体の各種ストレスへの抵抗性及びβ溶血性レンサ球菌症への抗病性の変化について調査した。
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