ホームページによる情報の発信とビジュアルコミュニケーション・デザインの見地からの評価 : 大阪府下自治体のITへの取り組みと実態について
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概要
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今日Webによる情報の発信は広報活動の新しいメディアとして定着してきている。このような現状でGUI(Graphical User Interface)は、自治体と住民の距離を近づけるインターフェイスとして今後も重要性を増す。 本研究は、自治体が広報活動にホームページをいかに活用しているか、また新しいビジュアルコミュニケーションの手段として、デザイン的に適切に情報が発信できているか、情報を受け取る側の求めている情報が発信できているかを研究した。 自治体の情報発信の現状を把握する為、Web上に公開されている大阪府下の自治体のホームページを収集し、情報発信項目の分析、各自治体がHPでどのような情報の発信に重きをおいているのか等について分析を行った。またGUIの見地から、「見やすく・楽しく・欲しい情報」が提供されているかについて検討を加えた。 また大阪府下の自治体以外にも、公共機関のHP、他府県の自治体のHPでデザイン的に興味を引くものをダウンロードし、公共機関としてのHPのあり方を考察した。現在、自治体の住民に対する情報提供は、自治体の発行する広報紙を町内会等への組織を通じて配布するのが主流となっているが、今後はITのインフラが進むとともにWebへと移行していく事が十分に考えられる。このような現状で自治体のWebでの情報発信のあり方を今後も考えていきたい。
- 2003-03-06
著者
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