ロータリ式による魚体頭尾の方向制御に関する研究
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概要
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ロータリ式魚体頭尾の方向制御に必要な機構を理論的に解明、実証し、頭尾方向の制御能率の推定を行った。結果は次のとおりである。(1)ドラム面とシュート先端との相対位置の実測値および理論値により、体長が同程度の場合、魚体重および魚種に関わらず頭尾方向の制御が可能と推察された。(2)魚体頭尾の方向制御は、主に頭尾方向の供給速度の差により行われ、ドラム面の摩擦を高めると、更に頭尾方向の制御精度は向上した。以上より、本システムは鮮魚出荷工程における高能率な頭尾方向の制御システムとして、更に自動箱詰め工程の前処理装置として、利用可能と推定される。
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