カルボン酸を利用したヤツマタモク藻場造成
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概要
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本研究は前報に引き続き、L-リンゴ酸やクエン酸を利用したガラモ場造成の可能性を検討したものである。今回は対象種として多年生のヤツマタモクSargassum patensを選び、室内実験については前報と同じ方法で、海域実験については前報のように種苗を作らず藻体から採取した幼胚をカルボン酸入り樹脂を塗布した基盤に直接蒔いて海に設置する方法で行った。また、基盤についても前回のようなコンクリート型テトラポッドの代わりに幼胚が着生しやすい平板を使用した。その結果、目的種の種苗を作成して行った前回と同様に好結果が得られたので報告する。
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