高比重コンクリート
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
これまで、コンクリートに関する出版物に取り上げられていた重量コンクリートは、普通コンクリート(単位体積重量2.3t/m3)を基準にして、軽量コンクリートに対するものとして扱われている。単位体積重量の大きいことは、コンクリートの欠点とされることが多かった。けれども、安定計算上、単位体積重量が大きいことは有利なこととなる。特に、水中においては浮力の作用があるため、空中より有効となる。そこで、水産工学の一材料として扱えるように研究を始め、完成されつつある。今のところ、用語の定義が明確になっていないため、コンクリート中に、鉄や鉛の塊をいれて重くしたものも重量コンクリートと呼ばれてしまう。そこで、それらと区別し、コンクリート全体が均質、均等な比重であるという意味合いから、「高比重コンクリート」と呼ぶことにしたい。
- 日本水産工学会の論文
日本水産工学会 | 論文
- 漁船用ディーゼル機関の弁ガイド交換が弁棒隙間に及ぼす影響
- 研究練習船における接地事故監視装置の開発
- 藻場による炭素固定量の試算
- 有義波高2m以下を対象とした東京湾における波浪スペクトル特性に関する研究
- 東京湾における小型船のための有義波高の推定