習得から活用,探求への音楽科学習マネージメントサイクルの研究開発(3) (今日的な教育課題)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
音楽科教育における「生きて働く力」とは何か。本研究では,新学習指導要領で新設された「共通事項」で述べられるような基礎的な音楽的能力を,他者とかかわりながら,「習得」「活用」「探求」するといった音楽科マネージメントサイクルの開発を試みた。音楽の知覚と感受,また知識や技能を系統的に学習し既習事項として積み重ねることと共に,それらを新たな音楽活動に活用し,さらにより豊かな音楽活動を探求してくことが,「音楽を愛好する」といった音楽科教育の目的に繋がると考えたからである。本研究では,昨年度まで,このマネージメントサイクルを「学習指導の方法」として軸としながら授業を開発し,その有効性について検証を行ってきた。今年度はさらに,何を学ぶのか,つまり,「学習指導の内容」について,幼・小・中12年間の系統的なカリキュラムづくりを試みた。そして,これら学習指導の「方法」と「内容」を軸にしながら,授業の開発と実践,検証を行った。
- 広島大学学部・附属学校共同研究機構の論文
広島大学学部・附属学校共同研究機構 | 論文
- 言語能力を育成する国語科授業づくり : 言語特性に着目した読みの指導をとおして
- 「言語生活力」の育成を目指す国語科教育課程編成の実証的研究(2)
- 「言語生活力」の育成を目指す国語科教育課程の実践的研究(1)
- 言語生活力の伸長をめざす国語科学習指導(3)
- 「言語生活力」の育成をめざす国語科教育課程編成の実証的研究(1)