ファシリテーション・ボール・メソッド(FBM)による側彎へのアプローチ
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概要
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ファシリテーション・ボール・メソッド(FBM)による重力が免荷された状態でのアプローチによって,心身のリラクセーションが促され,骨格や関節の位置関係を整えることができる。その結果,側彎の状態を改善し,進行を予防することができるとの仮説を立て実践的研究を行った。本研究では,FBMのアプローチが側弯の進行の予防に役立つ可能性について検証することを目的として,訓練キャンプでの事例をもとにFBMの側彎へのアプローチを報告した。訓練開始時と終了後では,明らかに状態像の改善が見られた。短期的ではあるが,FBMが側彎への効果があり,進行を予防する可能性があることが示唆された。The approach of the FBM(the facilitation ball method),without the load of the gravity, urges to relax one's mind and the body. It is also possible to arrange the position of the frames and the joints. With this result, we hypothesized that this approach of the FBM must improve the condition and prevent the progress of scoliosis. The aim of this investigation is to verify the possibility of preventable progress of scoliosis. We reported this approach to the method(FBM)based on the case of the training camp. After the training, the improvement of the condition of scoliosis has been seen by this approach. The FBM is effective to improve the condition of scoliosis. The possibility of preventable progress of scoliosis has been suggested though it was a short-term investigation.
著者
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