中国の近代化イデオロギーと経営思想
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
中国における特異な近代化の過程とそのイデオロギーが,中国特有の経営思想の形成にどのような影響を与えるかについて,次の諸課題において考察する。日本的経営に比較されうる「中国的経営」が将来的に確立されうるであろうか,その場合の分析の枠組をどのように構築していくか。とくに中国近代化にともなう儒教をはじめとする伝統文化のつくりかえの過程,中国近代化イデオロギーとしてのマルクス主義の意義と展望,および計画経済から市場経済への「管制高地」の転換における「新自由主義」のイデオロギー的機能の検証と展望。これらの課題は,非西洋諸国の近代化が東アジアからインド・ロシア・ブラジルなどにおいてもテイクオフしてきたことによる,経営思想の国際比較研究の枠組をも示唆する。
- 関東学院大学経済研究所の論文
関東学院大学経済研究所 | 論文
- 技術の社会的収益と私的収益の比較 : アローの潜在社会的収益の再検討
- 技術ライセンスと販売地域制限
- 再生産構造の国際的展開と日本経済 : アジア規模での再生産構造における日本経済の位置
- 1985年以降日本における設備投資の産業連関構造 : 1985,90,95,2000年の固定資本マトリックスの検討を中心にして
- 1985年以降日本の再生産構造の変容 : 1985,1990,1995,2000年の産業連関表の組み替えによる