パーソナリティー障害者に対する関わり方の研究--ソーシャルワークの視点から
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概要
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精神障害者の中でも取り分け治療、支援の関わり方が難しいと言われるのがパーソナリティー障害者である。パーソナリティー障害者が持つ特有の感情の不安定さ、攻撃性、不得意な人間関係、不十分な問題対処能力等は専門家をはじめ周りの人間を大いに不安定にさせ、かなりのエネルギーを消耗させる。パーソナリティー障害者に対しての、関わり方はどうあるべきかいまだ不明確と言われている。パーソナリティー障害者に関する研究はこれまで、精神科医や臨床心理士によるものが大半であった。そのような中、本研究はソーシャルワークの視点でパーソナリティー障害者に対する関わり方を研究する試みである。著者が関わった3事例を通し関わり方の9つのポイントを考察した。Among mental disorders, being said that personality disorders can be difficult to treat, and complicated to intervene. Personality disorders are characterized by mood instability, aggressiveness, poor relationships with others, and poor coping skills. Many practitioners and people around individuals with personality disorders are being unstable and exhausted by these characters. It is still not clear how to treat and how to intervene with individuals with personality disorders. The most study of personality disorders are performed by psychiatrists', and psychologists' views. This study attempts to study appropriate interventions with personality disorders from social workers' view. This study focuses on nine points of interventions with personality disorders through three cases studies.
著者
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