沖縄県市町村社会福祉協議会の精神障害者支援活動の状況及び職員の意識調査 : 精神障害者地域生活支援のための職員研修プログラム策定を見据えて
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概要
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市町村社会福祉協議会(以下、社協)は、地域福祉の担い手として地域における社会福祉全般を担ってきた歴史がある。しかし、精神障害者支援に関してはその支援を充分行ってきたとは言えないであろう。そこで、沖縄県内社協の精神障害者支援の実態や職員の意識を把握するために調査を行った。調査の結果分かったことは、社協は精神障害者に対する支援の必要性を感じながらも、精神障害者の病状などに対する理解度が不充分で、その支援に不安を抱えていることであった。そして、その不安を解消するためには、専門家の配置や職員向けの研修を強く望んでいることが分かった。調査結果を踏まえ、研究委員会にて職員を対象とする研修プログラムを作成し、それを試行的に八重瀬町社協にて実施した。実施後、その課題を検証しさらに研修プログラムを修正した。今後は、研修プログラムを各社協が積極的に実施し、精神障害者支援の充実や職員のスキルアップの手段として活用されることを期待する。
- 2007-12-31
著者
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