沖縄大学学生の睡眠に関する調査
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概要
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調査の結果、学生の睡眠時間は6時間未満が46.5%、24時以降の就寝が90%と夜型の生活を送り、十分な睡眠時間を確保できていないことが分かった。睡眠に対する満足度は、43.5%で半数以上の学生が自らの睡眠状態に満足していない。中には、入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒の睡眠障害を日常的に抱える学生もいる。睡眠が不十分な理由として、生活習慣の悪さ(23%)や環境の変化(21%)、対人関係のストレス(18%) があった。全体的に女性の睡眠状態の不十分さが分かったが、その要因は明らかにできていない。十分な睡眠を確保するためには、生活習慣を整え、環境への順応性を高め、対人関係におけるストレスを軽減させるスキル習得が必要だということを指摘できた。
- 沖縄大学の論文
- 2010-03-31
著者
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