共同研究 17 レジオネラ菌感染における樹状細胞の役割
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概要
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樹状細胞は免疫機構においても最も重要な抗原提示細胞で,生体内に広く分布し外来異物を取り込み,異物由来の抗原に対して抗原特異的免疫応答を引き起こしている。感染免疫においても,樹状細胞による免疫応答の誘導は,生体防御に重要な役割を果たしている。これまでわれわれは,免疫応答の開始に際し,樹状細胞とヘルパーT細胞のエフェクター機能が重要であることに着目し研究を行ってきた。そこで当該研究では,抗菌薬のみでしばしば対処しきれない難治性呼吸器感染症に対する新たなパラダイムの構築を目標に,病原菌としてレジオネラ菌を取り上げ,病原菌に対する樹状細胞の免疫応答を,in vivoとin vitroにおいて解析した。
- 長崎大学の論文
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