優先入所基準に伴う施設入所の現状と課題(1) : B指定介護老人福祉施設における入所判定に関わる施設管理職員らの立場から
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概要
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指定介護老人福祉施設への入所は「優先入所基準」を基に緊急性の高いケースを施設管理職員らが協議の末、判断している。その視点は施設が持つ介護力、とりわけその限界性に着目したものである。その為、施設入所は限定的なものとなっている。そのような中、施設入所時においては「なぜ、介護が必要なのか」という点は明らかにされているが、個人に合わせた介護サービスの提供、及び利用者理解を深める上で必要な「生活史」に関する情報が不足しているため「どのような介護が必要であるのか」が明確になっていない。その為「生活史」に関する情報を落とし込める、標準性をもった項目、内容及び様式を備えたアセスメントシートの必要性があると考える。
- 岡崎女子短期大学の論文
- 2005-03-25
著者
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